オンライン英会話で黙ってしまう原因と対処|言葉が出ない時の切り分け

オンライン英会話で黙ってしまうのは「英語力」だけが原因じゃありません。聞こえてない/考えが重い/完璧主義/話題ミスマッチなどを切り分けて、レッスン中に沈黙を抜ける“助ける言い方”と、次回からラクになる手順をまとめました。

オンライン英会話で黙ってしまう:原因の切り分けと対処

オンライン英会話、始める前は「しゃべれるようになりたい!」って思ってるのに、いざレッスンが始まると…

  • 先生が質問してくれてるのに、言葉が出ない
  • 頭の中は日本語でグルグルして、口が動かない
  • 沈黙が怖くて、焦って余計に真っ白

こうなると「自分は向いてないのかも…」って落ち込みますよね。

でも、ここで大事なのは“黙る原因は1つじゃない”ってことです。原因が違えば、効く対処も変わります。

まず結論:黙るのは「英語が下手」だからじゃない

黙ってしまう人の多くは、英語力そのものというより「処理が詰まってる場所」が別にあります。

ざっくり言うと、このどれかです。

詰まってる場所 起きること その場の対処
聞き取り 質問の意味が曖昧で止まる 聞き返して時間を作る
考える内容 何を話すか決まらず止まる 短い型で答える
英作文 正しい文にしようとして固まる 言い換えで逃げる
心理(恥/焦り) 沈黙が怖くて頭が白くなる “救急フレーズ”で間を埋める

ポイント:「黙った=失敗」じゃなくて、「どこで止まったか」を見つけるゲームに切り替えると、一気にラクになります。

よくある間違い:黙るのを気合で潰そうとする

黙るのが怖いと、ついこうやりがちです。

  • 単語帳を増やして“準備”でなんとかしようとする
  • 完璧な英文を頭の中で組み立ててから話そうとする
  • 沈黙を埋めようとして、とにかく何か言おうとする

でも、これって脳の負荷を上げてるので、むしろ沈黙が増えやすいです。

オンライン英会話は「正しい英文を作る試験」じゃなくて、会話を続ける練習です。続けるためには、先に“逃げ道”を用意した方が勝ちます。

60秒でできる:黙る原因の切り分け

レッスン中に黙った瞬間、心の中でこの順番でチェックしてください。

  1. 聞こえた?意味は取れた?(曖昧なら、まず聞き返す)
  2. 何を答えるか決まってる?(決まってないなら、短い型で答える)
  3. 文にしようとして固まってない?(固まってるなら、言い換えで逃げる)
  4. 恥ずかしさで止まってない?(止まってるなら、救急フレーズで間を作る)

レッスン中に沈黙を抜ける「救急フレーズ」

黙りそうになったら、まずこれを言って“時間”を作ります。時間ができると、呼吸が戻ります。

目的 使える一言 日本語の感覚
考える時間をもらう Let me think for a second. ちょっと考えさせて
質問を言い換えてもらう Could you say that in another way? 別の言い方で言ってくれる?
ゆっくり言ってもらう Could you speak a bit slower? もう少しゆっくりお願い
一部だけ聞き取れた時 I caught “___”. Do you mean ___? 「___」は聞こえた、こういう意味?
聞き返しを丁寧にする Sorry, I didn’t catch that. ごめん、聞き取れなかった

コツ:救急フレーズは「丸暗記」でOKです。自分の言葉にしようとすると、また止まります。

“内容が出ない”人のための答え方:YES/NO + 1

話すことが思いつかないときは、難しく考えずに「YES/NO」+「理由を1個」だけで会話がつながります。

  • Yes. Because it’s convenient.
  • No. Because I don’t have time these days.
  • Not really. Because I’m still getting used to it.

さらに余裕があれば、最後に質問を返すだけで、会話が続きます。

  • How about you?
  • What do you think?
  • Is it common in your country?

“正しい文”が怖い人の逃げ方:言い換えで勝つ

黙る原因が「英文を組み立てようとして固まる」タイプなら、狙うのは完璧じゃなくて通じる短文です。

  • I mean...(つまりね)
  • How can I say...(なんて言えばいいかな)
  • It’s like...(〜みたいな感じ)
  • Simple words: ...(簡単に言うと…)

“うまく言えないけど続ける”ができると、黙る回数が一気に減ります。

次のレッスンでやることを固定する(Step1-3)

ここからが本題です。改善は「気合」じゃなくて手順の固定で起こします。

  1. 最初の一文を固定
    Hi! Today I want to practice speaking more. Please correct me, but not too much at once.
  2. 答え方を固定(YES/NO + 1)
    短く答えて、理由を1個だけ足す。
  3. 最後に質問を返して終わらせない
    How about you? を置いて会話をつなぐ。

この3つだけ守ると、黙る回数はかなり減ります。
逆に言うと、最初から「自由に話そう」とすると、脳の負荷が上がってまた固まります。

よくある質問

沈黙したら、気まずくて終わりそうです

気まずさはゼロにしなくて大丈夫です。救急フレーズを言った瞬間に「会話の作業」に戻れます。黙る前に Let me think for a second. を先に出してください。

先生が優しいのに、なぜか固まります

優しいほど「ちゃんと話さなきゃ」と思ってしまうことがあります。だからこそ、YES/NO + 1 のような小さい型で負荷を下げるのが効きます。

話題が合わない時はどうしたら?

無理に広げなくてOKです。I’m not sure about that topic. Could we talk about work/daily life? と、話題変更を“頼む”形にするとスムーズです。

最後に:今日やるのは「上手く話す」じゃなく「黙らない仕組み」を作ること

黙ってしまうのは、才能の問題じゃありません。仕組みがまだないだけです。

次のレッスンは、完璧を目指さなくていいので、

  • 救急フレーズを1回使う
  • YES/NO + 1 を3回やる
  • How about you? を1回返す

これだけやってみてください。たったこれだけでも「黙る→焦る→さらに黙る」のループが切れます。

← 困りごと一覧へ
次へ → 聞き取れないまま終わる:レッスン中に助ける言い方