仕事英語のフレーズ帳|増やしすぎない作り方(オンライン英会話)

フレーズを増やしすぎて混乱する人へ。仕事で頻出の言い回しを「使う場面」から絞って管理する手順をまとめます。

仕事英語のフレーズ帳:増やしすぎない作り方

仕事で英語を使うことになった。フレーズを集め始める。

「ビジネス英語フレーズ100選」をコピーして、ノートに書く。「会議で使えるフレーズ50選」も追加する。

気づけば、ノートに200個のフレーズが並んでいる。でも、1つも使えていない

フレーズを集めることが目的になって、使うことを忘れています。 200個集めても、覚えられません。結局、どれも使わずに終わります。 これは、フレーズ集を作って満足してしまうパターンです。

フレーズは、10個だけ管理する

多く集めても、使えません。少なく絞って、確実に使う。それが、仕事で使える英語を身につけるコツです。

絞り方:場面から決める

「どのフレーズを覚えればいいか分からない」という人は、場面を決めていないからです。

まず、自分がよく使う場面を1つ選びます。

場面 よくある状況 必要なフレーズ例
会議 意見を言う、質問する I think... / Could you explain?
電話 確認する、聞き返す Let me confirm... / Could you repeat?
メール 依頼する、報告する Could you please... / I'd like to inform...
進捗報告 状況を伝える、遅延を説明 I'm working on... / It's delayed because...

この中から、1つだけ選んでください。

会議が多いなら、会議のフレーズだけ。メールが多いなら、メールのフレーズだけ。 1つに絞ることが、使えるようになる第一歩です。

場面を1つに絞る理由

会議、電話、メール、全部のフレーズを集めようとすると、覚えられません。

会議のフレーズ10個を確実に使えるようになる方が、会議・電話・メールのフレーズを各30個集めるより、実用的です。

1つの場面で使えるようになったら、次の場面に進む。 この順番で増やしていけば、確実に身につきます。

管理の型:4項目だけ書く

フレーズを管理するとき、次の4項目だけ書きます。

項目 書くこと
目的 このフレーズをどんなときに使うか
フレーズ 覚えたい英語表現
言い換え 言えないときの簡単な言い方
使うタイミング 次回レッスンのどこで使うか

この4項目だけ。フレーズ1つにつき、1ページではなく、4行で十分です。

項目1:目的

「会議で意見を言うとき」「メールで依頼するとき」など、使う場面を書きます。

  • 「会議で賛成するとき」
  • 「電話で聞き返すとき」
  • 「メールで進捗を報告するとき」

目的が明確なら、いつ使えばいいか分かります。

項目2:フレーズ

覚えたいフレーズを、1つだけ書きます。

  • I agree with your point.(あなたの意見に賛成です)
  • Could you repeat that?(もう一度言っていただけますか?)
  • I'm currently working on it.(現在取り組んでいます)

1つの目的に、1つのフレーズ。これで十分です。

項目3:言い換え

フレーズが思い出せないとき、どう言い換えるか書いておきます。

  • 「I agree」が出てこない → 「Yes, I think so」
  • 「Could you repeat?」が出てこない → 「Sorry? Again?」

言い換えがあれば、フレーズを忘れても大丈夫。 簡単な言い方でも、伝わります。

項目4:使うタイミング

次回のレッスンで、いつ使うか決めておきます。

「自己紹介の後に使う」「仕事の話をするときに使う」

タイミングを決めておけば、忘れずに使えます。

よくある失敗2つ→回避

失敗1:数を追う

「フレーズは多い方がいい」と思って、100個も200個も集める。

でも、覚えられません。1週間後には、ほとんど忘れています。

フレーズ数 結果
100個集める 1つも使えない
10個に絞る 10個全部使える

フレーズは、10個だけ。 これを確実に使えるようにする。それで十分です。

失敗2:復習が重くなる

「フレーズを覚えるために、毎日30分復習しよう」と決める。

でも、30分は続きません。1週間で疲れてしまいます。

復習は、5分だけ。 10個のフレーズを見返すだけ。それで十分です。

長時間復習するより、レッスンで使う方が、確実に身につきます。

今日からの3ステップ

Step1:場面を1つ決める(5分)

今日、自分がよく使う場面を1つ選びます。

選び方:

  • 週に3回以上会議がある → 会議
  • 毎日英文メールを書く → メール
  • 定期的に進捗報告する → 進捗報告

一番頻度が高い場面を選んでください。 それが決まったら、他の場面は、いったん忘れます。

Step2:10個だけ選ぶ(10分)

選んだ場面で使うフレーズを、10個だけ選びます。

ネットで検索して、「これ使いそう」と思ったフレーズを10個書き出してください。

  • 完璧なフレーズを探さない
  • 10分で決める
  • 4項目(目的/フレーズ/言い換え/使うタイミング)を書く

10個書いたら、それ以上増やさない。 この10個を、まず使えるようにします。

Step3:運用で入れ替える(1ヶ月後)

10個のフレーズを1ヶ月使ったら、見直します。

見直しのポイント:

  • 使えるようになったフレーズ → リストから削除
  • 使う機会がなかったフレーズ → 別のフレーズに入れ替え
  • 新しく必要になったフレーズ → 追加(10個を超えない範囲で)

使えるようになったら削除して、新しいフレーズを追加する。 常に10個だけ管理します。これが、続けられる管理法です。

まとめ:10個だけ、確実に使う

フレーズは、多く集めても意味がありません

10個に絞って、確実に使う。これが、仕事で使える英語を身につける方法です。

タイミング やること
今日 場面を1つ決める(会議/メール/進捗報告など)
10分後 その場面で使うフレーズを10個だけ選ぶ
1ヶ月後 使えたフレーズを削除、新しいフレーズを追加

数を追わない。復習を重くしない。 10個だけ管理して、レッスンで使う。それが、確実に身につく方法です。

今日、場面を1つ決めてください。 それができたら、もうフレーズ管理で迷うことはありません。