聞き取りが不安なとき|最初に伸ばすポイント(仕事英語)

聞き取りがつらい人向けに、最初に押さえるポイントと、レッスン中に置いていかれない工夫を整理。負担を増やさない手順でまとめます。

聞き取りが不安なとき:最初に伸ばすポイント

オンライン英会話のレッスン。講師が話し始める。


でも、何を言っているか分からない


「分かりません」と言えずに、とりあえず「Yes」と答える。講師は話を続けるけれど、ますます分からなくなる。


聞き取れないまま進むと、会話についていけなくなります。

最後まで何も理解できず、レッスンが終わる。

「また聞き取れなかった」と自己嫌悪に陥ります。これが続くと、レッスンが怖くなります。


聞き取りは、全部聞こうとしなくていい


キーワードを拾って、確認しながら進む。それだけで、会話は成り立ちます。


最初に伸ばすポイント:全部じゃなくていい


聞き取りで大事なのは、全部聞き取ることではありません


次の3つができれば、会話は続きます。


ポイント やること 効果
キーワードを拾う 重要な単語だけ聞き取る 話の内容が分かる
確認を入れる 理解したか確かめる 誤解を防ぐ
ペースを調整する ゆっくり話してもらう 聞き取りやすくなる


この3つを意識するだけで、聞き取りの不安は減ります。


ポイント1:キーワードを拾う


文章を全部聞き取ろうとすると、疲れます。


大事なのは、キーワードだけ聞き取ることです。


「I think we should discuss the project schedule next week」と言われたとき、全部聞き取れなくても、「project」「schedule」「next week」が聞こえれば、「来週プロジェクトのスケジュールについて話す」と分かります。


全部聞こうとしない。

キーワードを拾う。それで十分です。


ポイント2:確認を入れる


聞き取れたと思っても、確認します。


  • 「So, next week?」(来週ですか?)
  • 「You mean the project?」(プロジェクトのことですか?)
  • 「Did you say schedule?」(スケジュールと言いましたか?)


確認すれば、誤解を防げます。

聞き取れたと思っても、確認する癖をつけてください。


ポイント3:ペースを調整する


講師が早口で話すと、聞き取れません。


その場合、ゆっくり話してもらうように頼みます


  • 「Could you speak more slowly?」(もっとゆっくり話してもらえますか?)
  • 「Please speak slowly.」(ゆっくり話してください)


遠慮する必要はありません。

ゆっくり話してもらえば、聞き取りやすくなります。


レッスン中の対処:3つの方法


聞き取れなかったとき、その場でできる対処法があります。


対処1:聞き返す


聞き取れなかったら、すぐに聞き返します。


聞き返すフレーズ:

  • 「Sorry?」(すみません?)
  • 「Pardon?」(もう一度お願いします)
  • 「Could you repeat that?」(もう一度言ってもらえますか?)


聞き返すのは、恥ずかしいことではありません。

分からないまま進む方が、問題です。


対処2:要約して確認する


長い説明を聞いたとき、自分の理解を確認します。


「So, you`re saying...」(つまり、〜ということですね)と言って、自分の理解を伝えます。

講師が「Yes, exactly」と言えば、正しく理解できています。「No, not exactly」と言われたら、講師が言い直してくれます。


要約して確認すれば、誤解がなくなります。


対処3:ゆっくり話してもらう(日本語で説明)


「ゆっくり話してください」と英語で言えなくても、ジェスチャーで伝えられます。


手で「ゆっくり」の動作をすれば、講師は理解してくれます。

言葉が出なくても、伝える方法はあります。


よくある失敗2つ→回避


失敗1:我慢する


聞き取れないのに、「Yes」と答え続ける。


でも、これを続けると、会話が成り立ちません。


行動 結果
聞き取れないまま我慢 会話についていけない
すぐに聞き返す 会話が続く


我慢しない。

聞き取れなかったら、その場で聞き返してください。


失敗2:全部聞こうとする


「全部の単語を聞き取らないと」と思って、神経を使いすぎる。


でも、全部聞き取る必要はありません。


ネイティブ同士でも、全部の単語を聞き取っているわけではありません。

キーワードを拾って、文脈から理解しています。


全部聞こうとしない。

キーワードだけ拾えば、十分です。


今日からの3ステップ


Step1:確認フレーズを3つ決める(5分)


次のレッスンで使う、確認フレーズを3つ決めます。


候補:

  1. 聞き返す:「Sorry?」
  2. 確認する:「You mean...?」(〜ということですか?)
  3. ゆっくり依頼:「Slowly, please.」


この3つを紙に書いておきます。

レッスン中、手元に置いて、すぐ使えるようにしてください。


Step2:レッスンで使う(当日)


次のレッスンで、決めた3つのフレーズを使います。


使うタイミング:


  • 聞き取れなかったとき → 「Sorry?」
  • 理解を確認したいとき → 「You mean...?」
  • 講師が早口のとき → 「Slowly, please.」


1回のレッスンで、3回使ってみてください。

それだけで、会話がスムーズになります。


Step3:復習で1個残す(レッスン後5分)


レッスンが終わったら、次のことを確認します。


確認項目:

  • 3つのフレーズのうち、どれを使ったか
  • 使ったフレーズで、講師の反応はどうだったか
  • 次回も使いたいフレーズを1つ選ぶ


次回も使いたいフレーズを1つ選んで、メモしてください。

これを繰り返せば、自然と使えるようになります。


まとめ:全部聞こうとせず、確認しながら進む


聞き取りは、全部聞き取る必要はありません


キーワードを拾って、確認しながら進む。それだけで、会話は成り立ちます。


タイミング やること
今日 確認フレーズを3つ決める
次回レッスン 3つのフレーズを使う(聞き返し・確認・ゆっくり依頼)
レッスン後 使ったフレーズを確認、次回も使う1つを選ぶ


我慢しない。全部聞こうとしない。

確認フレーズを使って、会話を続ける。それが、聞き取りの不安を減らす方法です。


今日、確認フレーズを3つ決めてください。

それができたら、もう聞き取れなくて黙る必要はありません。