オンライン英会話のレベルチェックを受けた。結果が返ってきた。
「中級の下」。思ったより低くて、落ち込む。「このレベルで会議に出て大丈夫だろうか」と不安になる。
逆に、「中級」と出て安心してしまう人もいます。「意外といけるかも」と思って、そのまま何もせず終わる。どちらも、結果で気持ちが揺れて、次の行動に進めていません。
レベルチェックの結果は、「今の位置」を示しているだけです。良いも悪いもありません。
大事なのは、結果をどう読んで、次に何をするか。そこだけです。
レベルチェックの結果には、たいてい「文法」「語彙」「発音」「流暢さ」といった項目があります。
でも、この分け方では、何をすればいいか分からない。
実際に使える形で、弱点を4つに分けてみます。
| 弱点の種類 | 症状 | 対策の方向 |
|---|---|---|
| 聞く | 質問が聞き取れない | 講師にゆっくり話してもらう |
| 話す | 言葉が出てこない | 話す時間を増やす |
| 語彙 | 単語が足りない | 仕事で使う単語を集める |
| 文の組み立て | 文章が崩れる | 短い文で話す練習 |
「文法が弱い」ではなく、「文の組み立てが崩れる」。こう言い換えると、練習の仕方が見えてきます。
質問が聞き取れないなら、講師に「ゆっくり話してください」と頼む。チャットに書いてもらう。
聞き取り力は、聞く量を増やせば伸びます。ただし、理解できるスピードで聞くこと。
言葉が出てこないなら、講師が話す時間を減らして、自分が話す時間を増やす。
「私が多く話せるようにしてください」と、最初に伝えておけば、講師が調整してくれます。
単語が足りないなら、仕事で使う単語を10個、紙に書いておく。レッスン中に使ってみる。
闇雲に単語帳を覚えるより、仕事で使う単語だけ覚える方が、実用的です。
長い文を作ろうとして崩れるなら、短い文だけで話す練習をする。
「I work in sales. I handle Asia.」と短く区切れば、崩れません。
弱点が分かったら、次のレッスンで受け方を変えます。
聞き取りが弱いなら、レッスン開始時に伝えます。
講師は慣れています。遠慮なく頼んでください。
話す力が弱いなら、講師に「私が7割話すようにしてください」と頼む。
| 状況 | 話す割合の目安 |
|---|---|
| 聞くのが弱い | 講師7:自分3 |
| 話すのが弱い | 講師3:自分7 |
| バランス型 | 講師5:自分5 |
割合を変えるだけで、練習の質が変わります。
レッスン後、何を復習するか決めておきます。
復習する項目:
全部復習しようとしない。弱点に絞って、1つだけ復習してください。
「中級の下」と出たからといって、落ち込む必要はありません。
レベルチェックは、その日のその講師との相性も影響します。緊張していたら、いつもより話せなくなる。
結果は、参考程度。「今はこのくらい」と受け止めて、2週間後にまた受ければ、変わっていることもあります。
逆に、「中級」と出て油断するのも危険です。レベルは、使わなければ下がります。
「文法も、単語も、発音も、全部弱い」と思って、全部やろうとする。
結果、どれも中途半端になって、何も身につきません。
| やること | 効果 |
|---|---|
| 1つに絞る | 2週間で確実に変わる |
| 3つ同時 | どれも変わらない |
1つだけ選んで、2週間続ける。それが、確実に伸びる方法です。
レベルチェックの結果を、次の形でメモします。
メモ項目:
これだけ。3つ書けば、次の行動が決まります。
メモした「次のレッスンで変えること」を、1週間実行します。
1週間、同じことを繰り返す。これが、定着のコツです。
2週間続けたら、もう一度レベルチェックを受けます。
前回と比べて、何が変わったか確認してください。
確認項目:
全部改善しなくていい。1つでも変わっていれば、成功です。
レベルチェックの結果で、落ち込む必要も、油断する必要もありません。
結果は、「今の位置」を示す道しるべです。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 結果が出たら | 弱点を1つに絞る |
| 1週間 | 受け方を調整して繰り返す |
| 2週間後 | もう一度チェックして確認 |
今日、レベルチェックの結果を3つの項目でメモしてみてください。それができたら、もう次の行動は始まっています。