英語を話そうとした瞬間に、単語が出てこなくて固まる。
これ、能力の問題というより「準備の方向」がズレてるだけのことが多いです。
単語帳を増やしても、仕事の場面で必要な語とズレていたら、肝心な時に出ません。
ここでは、覚える量を増やさずに、仕事で困る語だけを先に固める手順をまとめます。
仕事英語で困りやすいのは、難しい専門用語よりも、意外と「動き」を表す語です。
たとえば、確認する/共有する/進める/遅れる/調整する、みたいなもの。
まずは「会議」「電話」「メール」のどれで詰まりやすいかを1つ決めて、その場面でよく使う動きを先に押さえると、会話が止まりにくくなります。
「単語が出ない」は、細かく見ると次のどれかが多いです。
| 困り方 | 起きていること | 先にやること |
|---|---|---|
| 言いたい名詞が出ない | 名詞を思い出すのに時間がかかる | 名詞より「動き(動詞)」を先に言う |
| 動詞が出ない | 文の骨格が作れない | 頻出の動詞を少数だけ固定する |
| 言い方が分からず止まる | 正解探しで黙る | 言い換えで先に進む |
ポイント:「名詞」を探して止まるより、先に「動き」を言ってしまうと会話が進みやすいです。細部は後から足せます。
最初に覚える数は増やしません。10個くらいで十分です。
ここでの狙いは「単語力を上げる」ではなく、話が止まらない骨格を作ることです。
例:よく使う動き(日本語→英語の方向で思い出しやすく)
全部を完璧に覚える必要はありません。
「この動きが言えれば、だいたい何とかなる」状態を先に作ります。
次に「場面」を1つだけ選びます。ここで欲張ると散らかります。
場面ごとに困る語は偏りがあるので、先に絞った方が早いです。
会議で困りやすい:確認、意見、要約、次の行動
電話で困りやすい:聞き返し、保留、折り返し、取り次ぎ
メールで困りやすい:依頼、期限、確認、フォロー
この中で「明日いちばん困りそう」な場面を1つ選び、そこで使う語を少数だけ増やします。
単語は、机で増やすと重くなりがちです。
続けるためには「レッスンで必ず使う」形にしておく方がラクです。
やり方:レッスン前に「今日使う動き」を2つ決める → レッスン中に一度は使う → 終わったら直された言い方を1つだけ残す。
この流れだと、覚える量が増えにくいのに、使える語が増えます。
ぴったりの単語が出ないときは、止まらないことが優先です。
言い換えの型を決めておくと、黙らずに済みます。
Step1(今日):困る場面を1つ決める(会議・電話・メールのどれか)
Step2(次のレッスン):動きの単語を2つだけ使うと決めて受ける
Step3(今週):直された言い方を1つだけ残して、次回の冒頭で使う
単語は、増やすより「出る形」にするほうが早いです。
まずは仕事で困る場面に絞って、止まりにくい骨格から固めていきましょう。