話せない原因が分からない|最初の一歩を作る練習(仕事英語)

話せない理由を「準備不足」「緊張」「表現不足」に分けて整理。最初の一歩を作る練習と、レッスン中の進め方をまとめます。

話せない原因が分からない:最初の一歩を作る練習

オンライン英会話のレッスン。講師が質問してくる。

「答えたいことはある。でも、英語で言えない

結局、黙ってしまう。「私は英語が話せない」と思って、落ち込む。

「話せない」を「能力不足」だと思うと、自信がなくなります。 「もっと勉強しないと」「単語を覚えないと」と考えて、焦る。 でも、話せない原因は、能力不足ではありません。準備や型の問題です。

「話せない」には、必ず原因がある

原因を切り分けて、1つずつ直していけば、話せるようになります。

原因の切り分け:4つのパターン

「話せない」原因は、次の4つに分けられます。

原因 症状 対策
準備不足 何を話すか決めていない 話題を3つ決めておく
緊張 頭が真っ白になる 最初の一文を固定する
言い換え不足 難しい言葉で言おうとする 簡単な言葉に言い換える
型がない どう話せばいいか分からない 短文→質問→確認の型を使う

この4つのうち、どれか1つでも当てはまれば、話せなくなります。

原因1:準備不足

「何を話すか決めていない」まま、レッスンを受けると、話せません。

準備は、5分でいい。話題を3つ決めておくだけで、話せるようになります。

原因2:緊張

レッスンが始まると、緊張して頭が真っ白になる。

対策は、最初の一文を固定すること。

  • 「I'm a little nervous.」(少し緊張しています)
  • 「I'm not good at English.」(英語が得意ではありません)

これを言えば、講師がゆっくり話してくれます。

原因3:言い換え不足

「プロジェクトが遅延している」と言いたくて、「delay」という単語が出てこない。

でも、「The project is late」と言えば、伝わります。 難しい言葉を使おうとせず、簡単な言葉に言い換える癖をつけてください。

原因4:型がない

「どう話せばいいか分からない」という人は、型がありません。

短文で言う→質問で返す→確認を入れる。 この型を使えば、会話が続きます。

最初の練習:3ステップの型

話すための型は、シンプルです。

ステップ1:短文で言う

長く話そうとせず、短い文で言います。

  • 「I`m busy.」(忙しいです)
  • 「I have a meeting.」(会議があります)
  • 「The project is late.」(プロジェクトが遅れています)

1文だけ。これで十分です。 詳しく説明しようとしなくていい。

ステップ2:質問で返す

自分が話したら、相手に質問します。

  • 「How about you?」(あなたはどうですか?)
  • 「What do you think?」(どう思いますか?)
  • 「Do you have the same situation?」(同じ状況ですか?)

質問すれば、相手が話してくれます。 自分だけが話し続けなくていい。

ステップ3:確認を入れる

相手が話したら、理解したか確認します。

「So, you mean...?」(つまり、〜ということですか?) 「Did you say...?」(〜と言いましたか?)

確認すれば、誤解を防げます。 そして、また短文で言う。この繰り返しです。

よくある失敗2つ→回避

失敗1:長文で言おうとする

「詳しく説明しないと」と思って、長い文章を作ろうとする。

でも、長く話そうとすると、途中で崩れます。

話し方 結果
長文で詳しく説明 途中で崩れる
短文で区切る 伝わる

長く話さなくていい。 短く区切って、1文ずつ話す。それで十分です。

失敗2:沈黙を埋めようと焦る

沈黙になると、焦って何か言おうとする。

でも、焦ると、余計に言葉が出なくなります。

沈黙になったら、「Let me think.」(考えさせてください)と言えばいい。 それだけで、時間を稼げます。焦る必要はありません。

沈黙を埋めようと焦らない。 「考えています」と言って、ゆっくり考える。それで大丈夫です。

今日からの3ステップ

Step1:一文を固定する(5分)

次のレッスンで、最初に言う一文を決めます。

候補:

  • 「I`m nervous.」(緊張しています)
  • 「I`m not confident in English.」(英語に自信がありません)
  • 「Please speak slowly.」(ゆっくり話してください)

この中から1つ選んで、紙に書いておきます。 レッスンが始まったら、この一文を言う。それだけで、緊張がほぐれます。

Step2:言い換えを1つ用意する(5分)

レッスンで言いたいことを、1つ決めます。

それを、難しい言葉ではなく、簡単な言葉で言い換えておきます。

  • 「プロジェクトが遅延している」→「The project is late.」
  • 「スケジュールを調整する」→「I need to change the time.」
  • 「会議が多い」→「I have many meetings.」

言い換えを用意しておけば、レッスン中に詰まりません。

Step3:次回のレッスンで使う(当日)

決めた一文と言い換えを、次のレッスンで使います。

使う順番:

  1. 最初の一文を言う(緊張をほぐす)
  2. 準備した言い換えを使う(短文で言う)
  3. 質問で返す(「How about you?」)

この順番で話せば、会話が続きます。 長く話そうとしない。短く区切って、質問する。これが、話せるようになる練習です。

まとめ:原因を切り分けて、1つずつ直す

「話せない」は、能力不足ではありません

原因を切り分けて、1つずつ直せば、話せるようになります。

タイミング やること
今日 最初の一文を1つ決める、言い換えを1つ用意
次回レッスン 一文を言う→言い換えを使う→質問で返す
レッスン後 使えたか確認、次回も使う

長文で言おうとしない。沈黙を焦って埋めない。 短文で区切って、質問する。それが、話せるようになる方法です。

今日、最初の一文を1つ決めてください。 それができたら、もう「話せない」と悩む必要はありません。